あなたは、「大丈夫?」と聞かれて
つい「大丈夫」、と答えてしまうことはありますか?
「大丈夫」という言葉の裏に、何がある?
実はカウンセリングでも、こんなお話を聞くことがあります。

Aさん・30代・女性
「どんなに大変でも、辛くても、
つい”大丈夫”って言ってしまいます。
本当はもう限界なのに、うまく言えなくて。
自動的に”大丈夫”って言葉が出てきて、
『あー、これでまた何も変わらないんだな』
と自分が嫌になります。」
「全然大丈夫じゃない!」のに、
つい「大丈夫」と言ってしまう。
本当はわかって欲しいのに、
わかってもらえない。
上手く言えない。
Aさんの言葉を聞いて、
そんなもどかしい思いを一人で抱えて、
ずっと我慢して耐えてきたのだろうなと感じました。
「本当は大変だった」
「本当は辛かった」
「本当は助けてほしかった」
というAさんの本当の気持ちは、
周囲に気付かれないように
「大丈夫」という言葉の中に
そっと、しまわれてきたのかもしれません。

自動で「大丈夫」って出てくるのはどうして?
思考が働く間もなく、半ば自動的に
「大丈夫」が出てきてしまうのはどうしてでしょうか。
例えば幼い頃、こんな経験はありませんでしたか?
- 泣いたら「そんなことで泣かないの」と言われた
- 辛いと言ったら「甘えないで」と返ってきた
- ネガティブな感情を出すと、場の空気が悪くなった

そういった経験が積み重なると、
「感情を出すのは危険だ」
「感情は隠した方がいい」
という学習が起こります。
特にアダルトチルドレン(AC)やHSPの傾向がある方は、
幼い頃から周りの空気や感情を
敏感に読み取りながら生きてきた人が多く、
「自分の感情を出すと、誰かを傷つけてしまうかも」
「心配させてしまって、場の空気を壊してしまうかも」
という感覚を持ちやすいのです。

だから「大丈夫」は、自分を守るために身につけた言葉
だったのかもしれません。
「大丈夫」と言い続けると…?
〜自分の中で起きること〜
本音と違う言葉を言い続けてきたのは、
それだけ周りのことを大切にしたいという思いが強いからでもあります。
でも、周囲を優先し続けてばかりだと、
その積み重ねがじわじわと心に影響を与えることもあります。
例えば自分の感情に気づきにくくなったり、

「どうせ、また大丈夫って言ってしまう」
そんな無力感を感じたことはありませんか?
また「本当の自分を誰にも見せられていない」という
孤独感を抱えてしまうことも・・・
でもそれは、あなたがそれだけの長い間、
自分よりも周囲を大切にするために、
一人で我慢し続け、抱えてきたからなのです。
今までよく耐えてきたよね、頑張ったよねと
今は認めてあげてくださいね🍀

「大丈夫」と言い続けると…?
〜周りとの間で起きること〜
実はもう一つ、見落としがちなことがあります。
「大丈夫」と言い続けるうちに、
周囲には、あなたが文字通り
「大丈夫な人」として映ってしまう、
ということです。
悪意があるわけではなくても、
「大丈夫と言ってた」と、
同じことが繰り返されてしまうことがあるのです。

例えば私は、実際に「大丈夫ですよ😊」の発動で、
仕事を背負いすぎて潰れてしまった過去があります。。。
それは自動で発した「大丈夫」という言葉が
あなたが大変で、辛くて、傷ついていることを隠してしまっているのです。
まとめ
「大丈夫」という言葉の裏に、
本当はたくさんの気持ちが隠れていたのかもしれません。
「大丈夫」という言葉は、
自分の本当の気持ちを、
「自分自身にも」「相手(周囲)にも」隠してしまいます。
相手を優先する優しさはあなたの大切な一部です。
だからこそ、自分を大切にしながら、
必要なときは「大丈夫じゃない」を選べるように
一緒に準備しませんか?

後編は、明後日、日曜日の10:00。
自分の気持ちを無理なく伝えていくためのヒント
について書いていきます🌿
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