この記事を読むと、
「相手を思って行動したのに、自分が傷ついてしまう」のはなぜなのか。
そして、相手の反応に振り回されず、
自分らしい行動が選べるヒントが見つかります。

◆「良かれと思って」が、自分を傷つけていた
カウンセリングをしていると、
こんなお話を聞くことがあります。

旅行中に、友人から連絡が来たんです。
読んでみたら、深刻な感じで。
旅行中だったけど放っておけなくて、
時間を作って返信したんです。
でも、そのあとぱったり返信が来なくなって。
何か気に障ること言ったかなとか、
せっかく旅行の時間割いたのに、とか。
お礼くらいは言ってくれてもいいのにって
もやもやしてしまって…。
あなたは似たような経験、ありませんか?
わたし自身も、ありました。
「相手のために」と思って動いたのに、
思ったような反応が返ってこなくて、
なんともいえない気持ちになった、ということが…💦

◆思いやりが「期待」に変わるとき
相手を思いやる気持ちって、とてもすてきなことだと思います。
でも、いつの間にか
「こんなにしてあげたんだから、喜んでほしい」
「お礼の一言くらい、あってもいいのに」
という気持ちが、混ざっていることがあります。
この気持ちが強すぎると、
相手の反応次第で、自分が振り回されてしまいます。

喜んでくれたら、嬉しい。
反応がなかったら、傷つく。
気づかないうちに、自分の感情のたずなを
相手に握らせている状態になってしまうのです。
これは、アダルトチルドレンやHSP気質の方だけではなく、
気遣い上手な方には、よく起こることだと感じています。
◆それは相手のため?自分のため?
ここで少し、考えてみてほしいのですが、
「相手のためにやった」ことと、
「自分がしたくてやった」ことって、
何が違うと思いますか?

行動は同じに見えても、動機が違います。
🍀「相手のため」で動くとき
その根っこには
「これをしたら、こうしてくれるだろう(して欲しい)」
という相手の反応に対する期待感があることが多いです。
🍀「自分のため」で動くとき
その根っこには「自分の本音」があります。
自分の本音で選択して動いたとき、
たとえ相手の反応が思ったものと違っても、
「自分がしたかったからした」という
納得感が残ります。
相手の反応によって、
ショックを受けることはあっても、
振り回される感覚やもモヤモヤを引きずる感覚が、
ずいぶん違ってくるんです。

◆あなたには「自分のために動く」
という選択肢はありますか?
ただ、気遣いさんにとって、
「自分のために動く」というのは、
そもそも選択肢として思い浮かびにくいことが
多いのではないでしょうか。
「自分のことを優先するなんて、わがままじゃないか」
「相手のことを考えないなんて、冷たい人と思われないか」
そういう感覚が邪魔をして、
気づいたら「相手のため」ばかりで動いている。
でも本来、どちらでもいいんです。

相手のために動いてもいい。
自分のために動いてもいい。
私が大事だと思うのは
「どちらを選んだか」ではなく、
それが自分らしい選択だったかどうかです。
◆どちらも選べる自分になるために
「自分のために動く」という選択肢を持つためには、
まず自分の本音——「本当はどうしたいのか」を
知ることが必要です。
本音がわかると、
「相手のためにしてあげたい」のか
「本当は自分がしたいからしている」のか、
少しずつ区別できるようになってきます。
どちらを選んでも、自分が選んだなら
それは自分らしい行動でです。

相手の反応に一喜一憂するのではなく、
自分の本音から動けるようになる。
そうすると、
「相手を想って行動した」ことそのものが自分を満たし、
その選択をした自分を好きになれる。
それが、しなやか自分軸に繋がっていきます。
自分の本音を見つけて、自分らしい選択ができるようになるまでを、
カウンセリングで一緒に歩んでいけたらと思っています🍀

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