「今日何してたの?」って聞かれたとき、
本当はずっと家にいたのに、
なぜか「ちょっと外出てたよ」って言ってた。
そんな小さなウソをついたことはありませんか?
あとで「なんでウソついちゃったんだろう…」って、
ちょっと自己嫌悪になったりして。
悪意があるわけじゃないし、
大きな嘘でもない。
でもなぜか、ありのままを言えなかった。
そんな小さなウソのお話をしたいと思います。

◆なぜ、反射的にウソが出てしまうの?
ふとした時に
「なんでそんなことをウソついたの?」
と聞かれても、自分でもうまく答えられない。
気づいたら口から出ていた。
そんな感じではありませんか?
「家にいた」と言ったら、なんかダメな気がする。
「1しかできなかった」と言ったら、がっかりされる気がする。

そういう感覚が、
長い時間をかけて染み付いた結果、
反射的に「いい自分」を演じるようになっているんです。
「ありのままの自分では、
受け入れてもらえないかもしれない」
その感覚が先にあって、口が勝手に動く。
だから、「なぜウソをついたの?」と
聞かれても、すぐに答えられません。
それは、考えてついたウソではないからです。
◆小さなウソが積み重なったとき
「外出てたよ」と、とっさに言ったあと、
小さな罪悪感が出てきたり、
なんとなく後ろめたい気持ちになる。

そういう小さな後ろめたさが、
日々の中でじわじわと積み重なっていきます。
そして気づけば、
「なんか本当の自分を隠している気がする」
「なんとなくいつも自信が持てない」
という感覚になっていたりするのです。
それはあとから「あのときこんなウソついたな」と
具体的に思い出せるわけでもなく、
ただなんとなく、自分に対して後ろめたい自分がいる感覚です。
その感覚、あなたは感じたことありますか?
◆【なぜ?】ウソをつく自分を、責めなくていい
小さなウソをついてしまったあと
「またやってしまった…」と
自己嫌悪になること、ありますよね。
でも、ちょっと待ってください。
その前に、どうして反射的にウソをついてしまうのかを
ちょっとだけ考えてみてください。。。

小さなウソをつくことは
あなたが小さなころ、
自分を守る方法だったはずです。
きっと過去に似たような出来事があって、
本当のことを言ったら
怒られた、見放されたなど、
傷ついた経験があるのではないでしょうか。
本当のことを言って嫌われたら傷つくし、
がっかりされたら傷つく。
誰しもそうですよね。
だからその場をなんとか乗り切るため、
そして自分を傷つきから守るために、ウソをついた。
それがクセになっている状態が今なのです。

だから、ウソをついてしまう自分を責めるより、大切なことがあります。
小さなウソはただの邪魔者ではなく、
大切な役割がある(あった)ことや、
長い間、自分を傷つきから守ってきたことに気付くこと。
そして「そうやって自分を守ってきたんだな」と、
少しだけ優しい目で見てみてほしいのです。

◆実は、ウソの中に「自分軸の根っこ」がある
そしてここで、少しだけ見方を変えてみたいと思います。
家にいたのに「外出てたよ」と言ってしまったのは、
あなたの中に「ずっと家にいるのはダメなこと」という価値基準があるから。
他にも、ほんの「1」くらいの小さなことを、
ちょっと大きく「3」にして(盛って)話してしまうのは、
「すごくない自分では受け入れてもらえない」
という怖さがあるからです。
ウソの裏側には、必ず
「こう見られたくない」
「こう思われたくない」
という気持ちがあるはずです。

そしてその気持ちの奥には、
あなたがずっと大切にしてきた
「自分軸の根っこ」が隠れています。
「ちゃんとしていたい」
「認めてもらいたい」
「迷惑をかけたくない」
こんな風に、ウソがクセになってしまうほど、守りたいものがある(あった)のです。
そしてその守りたいものこそが、あなた自身の根っこ。
「どんな私でも、私であればいい」という
【しなやか自分軸】の生き方近づいていくとき、
このウソが守っていたものを知ることが、大きなヒントになるのです。

◆そしてしなやか自分軸へ
〜ウソをやめることが目標じゃない~
「じゃあ、ウソをつかないように頑張ろう!」
と思った方、ちょっとだけ待ってください。
目標は、ウソをやめることではありません。
まず大事なのは、
自分が本当は何を大切にしているかを知ることです。
それが、本音を知ることの入り口になります。

ウソをつく目的を知り、自分の本音がわかってくると、
言う前にふと立ち止まって、少し考えられるようになります。
そして「今日はありのまま”言ってもいいかも」
と思えることが少しずつ増えてきます。
こうしてクセとなって反射的に出ていたウソが、
だんだん「自分で選んだ言葉」に変わっていきます。
クセにコントロールされることなく、
自分を知って自分で選択している。
これが、【しなやか自分軸】のある状態です。

「私は何を大切にしているの?」
「自分がなぜこうなるのか、わからない」
「自分を責めてしまって苦しい」
「ウソで自分を守っていた?…信じられない」
そんな風に苦しくなっている方は、
本音を見つけられるサインです。
一緒に、あなたの本音を見つけていきましょう。

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