こんにちは、
【幸せ発見センサーを取り戻す!「しなやか自分軸」カウンセリング】
カウンセラーの進藤いちかです。
カウンセラーとして開業に至るまで、私自身が長い間アダルトチルドレンやHSPの生きずらさを経験をしてきました。
あなたと少しでも重なる部分があれば、より強力なサポートができると思っております。
長いですが、ご一読いただけましたら幸いです。
幼少期:活発で負けず嫌い
父の仕事で引っ越しも多かったものの、人見知りもなく、
すぐに周囲と打ち解けることができていました。
幼稚園や小学校の帰りはよく、友達とかけっこをしながら帰っていました。
明るく、活発で負けず嫌いでした。
中学生:
周囲との比較で生まれたコンプレックスと自己否定感
しかし、中学生になると容姿をからかわれることが増えました。
それきっかけに、周囲と比較することで徐々に自分の中にコンプレックスが生まれ、
自分を否定する気持ちが強くなっていきました。

高校時代:
本当の自分を隠し続け、他人軸で生きる基礎ができてしまう
中学でのコンプレックスが消えないまま、高校生になりました。
常に周りの目を気にし、周囲に”変だと思われたくない”という思いから、
一人ぼっちに思われたくない、一人ぼっちが怖いという感覚が極端に強くなっていきました。
そしてクラスの友達グループに属するために、必死に本当の自分を隠しました。

周囲の反応や評価が私の全てで、常に人の顔色を窺い、
心休まらない日々を送ります。
■周囲から反応が得られないと不安になる
相手の反応が気になってしまうため、話の中心にいることがだんだん怖くなり、自ら話しを始めることは減っていきました。
話をしなければいけないときでも、周囲から反応を得られないと不安なため、
会話がどんどん自虐的な内容になっていきました。
■大人数でいるのにずっと強い孤独感
友達グループに属することに執着していていました。
そのため、例えからかわれて悲しくても、そこで怒ったら空気を悪くし
グループにいられなくなると思い、笑顔やり過ごしました。
本当はとても傷ついていたのに、自分の本当の気持ちを無視し続けてしまったのです。
周囲に人はいるのに、なぜか強い孤独感がある日々。
そんな深い悩みを相談ができる友人もおらず、自分の思いや考えに耳を傾けることがなくなっていきました。
本当の自分は誰にも見せられない。
心の中でそんな孤独感を抱え「休み時間」と「グループ分け」に恐怖を感じながら、生活をしていました。
そんな経験から、人の気持ちや行動の意味に興味が芽生えたのもこの頃でした。
大学時代:
トラウマから優しい友人にも心を許せず、自己嫌悪する日々
大学では心理学を専攻しました。
幸い友人もでき、楽しい大学生活を送れそうだと思いましたが、
高校の時のトラウマが私を悩ませます。

■仲間外れの恐怖から抜け出せない
いつか友人グループから外れるのではないかと、心がずっと落ち着きませんでした。
自分に焦点が当たると話すのが怖くなり、思っていることをうまく話せません。
そんな時に口をついて出てくるのは、
高校で身に付けた自虐的な話ばかりで、
友人を困らせることさえありました。
でも、他に何を話したら盛り上がるのかわかりませんでした。
■心の中でマウントをとる癖がついてしまう
大学では「周囲に高評価をもらえたから友人グループに入れたんだ」
という思い込みの自己評価により、
なんだか自分が強くなったような気持ちになりました。
そして、今の自分の居場所を確認するかのように、
街中や大学でふと人を見るたびに、心の中で勝手にマウントをとっていました。
…しかしその度に、そんな目で人を見ている自分に嫌気がさし、自己嫌悪を繰り返していました。
このような形で完全に自分軸をなくしていき「周囲の評価が自分の評価」になっていきました。
また大学で、初めてスクールカウンセラーに相談したのを覚えています。
心配されたくなくて、周囲にばれないように気を付けながら向かいました。
当時は、とにかく自分がダメなんだとばかり考えていて苦しく感じていましたが、
話しを聞いてもらうことで、自分一人では気づけなかった新しい考え方に出会い、帰りは空が鮮やかに見えた気がしました。
この時初めて、カウンセリングの力を実感し
「人の人生を動かす仕事をしたい」という想いが芽生えました。
新人時代:
自分ではない誰かを演じる日々。自分の本音がわからず「心の迷子」に。
トラウマはまだまだ私を苦しめます。
自分を偽り周囲の評価されるための自分で生きてきたことで、
だんだん自分の心の声(本音)が聞こえなくなり、自分軸がなくなってしまいました。
就職活動も自分がどこに向えがばいいのか、何をしたら満足できるのか、
今どんな感情なのかさえも、考えても考えてもわかりませんでした。

出てくるのは自分の考えではなく「こうしたらこう思われるだろうな」という周囲の評価ばかり。
とにかく「他人に評価される」ような大きな会社で就職をと考え、
金融系の営業職として就職しました。
■本当の自分の感情がわからないから…
面接は、周囲に評価されるために出来上がった偽りの自分で受けました。
やりたい仕事なのかはわからないけれど、相手を見て、求めていそうな答えを察知しました。
そして就職先が決まったことで、偽りの自分でいた方が物事がうまくいく気さえしてしまい、
いよいよ本当の自分の感情や振る舞いがわからなくなりました。
怒られて本当は悲しくても「周りの空気が悪くならないように」へらへらしてみたり、
褒められたら本当は嬉しくても「周囲にねたまれないように」過剰に謙遜してみたり。
「どんなキャラクターで対応しよう?」いつもそんなことを考えていました。
仕事ではなかなか成果を出せませんでした
結果が出せないということは、周囲に評価されません。
休日出勤や終電まで働くような環境で自分を追い込み、
周囲からはもちろん、自分でも自分にプレッシャーをかけ続けていました。
仕事で”周囲に評価されなかった”ため、他人軸で生きている私は自信を失い、
だんだん会社に行きたくないという思いが強くなり、朝は起きれず、夜にはお風呂に入る気力がなくなりました。
会社を辞めたいのに、その勇気も気力もなく
「事故にあったら、会社に行かなくて済むのに…」
そんなことを毎日毎日、考えていました。
毎日朝も夜も辛い気持ちでしたが、出社したらいつも通りの元気な自分を演じていました。

■体からのSOS
ついに、ストレスから腎臓腎の病気(腎盂腎炎)になり、長期間休養をすることになります。
「新卒で入った会社で定年退職まで頑張ろうと思っていたのに」と出鼻を挫かれた気分でしたが、
同時に「やっと抜け出せる…」と、安心している自分もいました。
そして休養後に、退職を決意します。
キャリア時代①:
”NO”と言えずに仕事を増やし続け、適応障害に。
「人の人生を動かす仕事」という軸だけは大学の頃から変わらず、
IT企業に転職し、人材採用を担当をすることになります。
自分がされて嫌な面接はしない。という思いでなるべく寄り添った面接を心がけ、仕事には大きなやりがいを感じていました。
とはいえ、まだまだ他人軸で生きている自分がいました。
■常に相手の機嫌を窺い、冷や汗をかく日々
ある程度の結果は残せていたものの、社会人になると褒められること自体が減るため、
周囲にどう思われているのかわからず、自分に自信が持てませんでした。
周りばかりを気にしていたため、出社時の挨拶で上司の機嫌を察知し、機嫌が悪そうなときは朝から冷や汗をかきました。
いつも”怒られるかもしれない”という妄想でビクビクし、話している人たちと自分の目が合うと、
悪口を言われているような気分になりました。

常に周囲を気にしては過剰に反応し、気が気ではない状態でした。
そんな時に、周囲にとらわれず、自分らしく振る舞っている人を見ては、
私だって!もっと自由に、心穏やかに生きたいのに!なんでできないの!
と心の中で叫んで、嫉妬していました。
それでも、仕事そのものは大好きで、もっとスキルを極めたいという思いから、
キャリアコンサルタントという国家資格を取得します。
第二の人生ではカウンセラーをしたいな…、という夢も抱きました。
■「できません」が言えず、不眠症・うつ傾向に
仕事に慣れ、人材採用のリーダーも任されるようになったころ、
仕事の幅を広げるため、小規模なグループ会社へ移りました。
そのタイミングで当時の上司とウマが合わなかったメンバーが一度に退職。
移ったばかりの会社で部署に一人、残されてしまいました。
そんな中でさえ「やらなきゃ評価されない」という思いが先行し、どうしても「できません」が言えませんでした。
残業が一気に増えて体調を崩し、適応障害(不眠・うつ症状)で休職することになりました。
復職後は部署の人数も増えており、しばらくは問題なく働けました。
しかし、上司が変わらず、3年後にまた多くの退職者が出たことで、転職を決意しました。
キャリア時代②:
心の穏やかさが欲しかったのに、再び適応障害に…
周囲に評価されるためずっと「昇進すること」に執着していましたが、
休職を経験したことで、もっと心と体の穏やかさを優先したいと考えるようになっていました。
もう少し健康的に働ける場所をと探し、採用担当として今度は商社に転職しました。
人の気持ちを思いやる採用担当でありたいという思いを形にできました。
裁量も与えてもらい、仕事自体にはとてもやりがいを感じていました。
たくさんの新しい経験ができましたことに感謝しています。
しかし、ここでも以前から部署内の退職が立て続いていたことを知らず、
入社半年後からどんどん人数が減っていきました。
その結果、前の会社よりも残業時間が増えてしまうことになります。
「・・・またか・・・」
当時感じた気持ちは、とても言葉では言い表せません。
とにかく自分に落胆し、もうどうしたらいいのかわからなくなりました。

イライラや不安、そして落胆の思いを抱えながらでも「とにかく結果を出さないと!」と、数字に追われていました。
焦っているからこそ、会議の中のどんな発言でも、全部自分を責められているように感じ、その度に冷や汗をかきました。
連日続く深夜残業、休日出勤で心も体も疲れていきましたが、「もうムリです」「できません」がどうしても言えませんでした。
そんな中、だんだん頭が働かなくなり、記憶力も極端に落ちていきました。
仕事のパフォーマンスも落ちたことで、さらに自信をなくし、再び悪循環が始まっていきます。
人と話す際には、何か失敗してしまわないかと緊張状態になり、上手く話せません。
仕事も思うように進んでいない気がして、周囲からの慰めも全部、悪く受け取っていました。
するとだんだん自分が話すたびに、そして何か行動するたびに、
相槌を打つように、脳内で自分の悪口が聞こえるようになりました。
「バカじゃないの!」「話が長い!」
「何言ってんの?」「考えが浅いからだよ」
「すぐ他人の意見に合わせるんだから」
実際に言われてもいないのに、何をしていてもあれもだめこれもだめと、
自分への悪口が止まらなくなりました。
そして、職場での小さな失敗が家で勝手に思い出され、持ちのやり場を無くし、その度に
「あーー!」と突然大声を出してしまうようになりました。
そんな状態だったため、体調もだんだんと崩れていきました。

■休んだらもう社会に戻れない
医者からは初診の段階での休職を勧められていました。
しかしここで休んでしまったら、もう社会復帰できなくなるような気がして、
自分から休みますとは言えませんでした。
所属部署のメンバーのことを考えたり、目標数値のことを考えては、
休職してはいけない、という使命感を自ら生み出しました。
休み休でも、なんとか会社に出社するという日々をしばらく続けていました。
■私が積んできたキャリアは終わった…?
そしてついに家からも出られなくなり、休職に入りました。
休職に入っても仕事が頭から離れず「とにかく早く戻らないと!」と焦る気持ちが抜けませんでした。
私のキャリアは、ここで終わったんだと感じ、大きな大きな喪失感が生まれました。
私の今までって一体なんだったの。
評価されるために体を壊しながらも一生懸命頑張ってきたのに、そのせいで心を壊して。
私は一体何のために頑張ってきたの…?
どうしようもない、だけどやりきれない気持ちが頭をぐるぐると回り続けていました。
■思いつく限りの悪い妄想を自分に浴びせる日々
今回の休職では、簡単に社会復帰できる気がしませんでした。
会社を変えてもだめということは、もう会社で働くこと自体が向いていないのではないか、という思いがありました。
また、もしかして今まで人が辞めていったのは自分のせいなのではないか、と過去のことをどんどん紐づけて、思いつく限りの悪い妄想を、毎日毎日繰り返していました。

転機:
生きづらさからの脱却!
そんな休職中、何とかしたいという気持ちで自身で再び心理学を学びました。
カウンセリングを受ける機会にも恵まれ、徐々に今後の自分について考えられるようになりました。
すると、中学の時に周囲にからかわれ、他人と比較して落ち込むことから始まり、
だんだんそのまま大きくなり続けてきた生きづらさは、
他人の評価で生きてきたために、自分軸を失ってしまったこと
が原因だったんだとやっと自分なりに理解できたのです。
「ただ平和に生きたくて、顔色を窺ってしまいNOが言えない」
「こんなこと言っていいのかな、恥ずかしくて本音で話せない」
「何をしても幸せを感じられない」
「そんなダメな自分を隠したくて気持ちに素直になれない」
今までたくさん思い悩んできたことが
「アダルトチルドレン」
「HSP」
という言葉に、それはもう、ぴったりはまったのです。
そして周囲から評価してもらうために頑張っていたから、周囲の評価がなくなった途端、自分の全てがなくなったような気持ちになったのだと分かりました。
今まで、自分で自分を
認めてあげられなかったのです。
原因がわかっただけでしたが、それでも気持ちが軽くなった気がしました。

それからさらに自身で学び、カウンセリングも受け続けました。
そして、生きづらさを克服する方法をたくさん手に入れ、それ一つ一つ自分に実践することで、だんだん
自分を許し、認められるようになっていきました。
そしてキャリアについても改めて勉強する中で視野が広がり、
「もう、こうするしかない」
「こうしないとだめだ」という
自分を苦しめる考え方が、少しずつ変わっていったのです。
また、キャリアにもまだまだたくさん活躍の選択肢がある、と気付き、
まだ活躍できるかもしれない!と希望が持てたのです。
心から「もっともっと早く知りたかった!」と思ったことと、
学びの中で「起業」という選択肢と出会ったことで、自分軸で選んだ、本当にやりたいことに向けてやっと進みだすことができたのです。
現在:
全ての経験とスキルを糧に「しなやか自分軸」をサポート

このような私の経験から、現在は
【幸せ発見センサーを取り戻し、しなやかな自分軸を見つける】
ことを目的として、
生きずらさを克服した経験
多数の心理療法
10年以上の人材採用スキル
キャリアコンサルタントのスキル
を活かして、カウンセリングを行っています。
「しなやかな自分軸」とは、自分の価値観や感情を大切にしながらも、
環境や変化に柔軟に対応できる、程よくしなって折れない自分軸のことです。
過去の経験を力に変え、悩みを抱えた方々の100%味方であり続け、
あなたが小さな成功体験を積み重ねて、今よりもっと生きやすくなるお手伝いをすることが私の使命です。
■大切なのは「あなたが」生きづらいと思っていることだけ
カウンセリングを受けるのに、何らかの資格や病名、診断も全く必要ありません。
人は一瞬では変われません。
「あなたが」今生きづらいと感じているなら、今がそのタイミングです。
あなたの人生を”今から”少しずつ、生きやすくしていきましょう。
ましてや、周りはもっと頑張っているから自分もやらないと…と自分の本音を無視して頑張りすぎる必要はないのです。
最後に:
自分の価値観を大切にする社会を目指して
【幸せ発見センサーを取り戻す!しなやか自分軸カウンセリング】とは
【幸せ発見センサー】…小さな幸せを見つけられる人生の提案
心の健康を大切にし、小さな幸せを見つけられる余裕を持つことで、季節の移ろいや空の美しさを感じられる人生を送ってほしい、そんな想いを込めた言葉です。
【しなやか自分軸】…自分の価値観を尊重する社会を目指して
誰もが自分の感情や価値観を自己認識し、尊重しながら生きられる社会を目指しています。
程よくしなる【しなやかな自分軸】を持つことで、自分の感情や本音を大切にしつつ、
変化や困難を受け入れ、柔軟に対応できる力が生まれると信じています。
長文をお読みいただきありがとうございました。
このような経験やスキル、何より想いを持った私に、もし興味を持っていただけましたら、
あなたも今より心穏やかに生きる方法を一緒に探していきませんか?
あなたが一歩踏み出し「あなたを生きる」ために、カウンセリングでお会いできることを心よりお待ちしております。
進藤いちか