何度言っても伝わらないとき、どうすればいい?

こんにちは。

【幸せ発見センサーを取り戻す!

「しなやか自分軸」カウンセリング】

カウンセラーの進藤いちか🍀です。

20年以上の生きづらさを経験した

進藤いちかのプロフィールはこちら

「何度も同じこと言わせないで」と思ったとき

何度も言ってるのに、また同じことをされた。

なんでいつも言うことを聞いてくれないんだろう。

そう思ったことはありませんか?

そのたびに、

「ケンカはしたくないから、なるべく我慢してたのに」

「私だって怒りたいわけじゃないのに、何度も言わせないで…」

と、怒りや悲しみが湧いてきたり、

「私の伝え方が悪いのかな」

「もっと強く言わなきゃダメなのかな」

と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

でも、少し立ち止まってみてほしいのです。

本当に「あなたのせい」なのでしょうか?

伝える ≠ 変わってくれる

私たちは普段、「言葉」を使って気持ちや希望・要望を伝えます。

しかし、あなたが経験したように、

伝えたからといって、相手がその通りに動いてくれるとは限りません。

あなたの「言うことを聞いてくれない」という想いの裏には、
「わかってほしい」「変わってほしい」という願いが隠れています。

そしてその願いが叶わないとき、

「何がいけなかったんだろう」「伝え方が足りないのかも」と思ってしまうんですね。

でも実は、

「伝えること」と「相手が変わること」は別の領域

にあります。

あなたが誠実に伝えたのなら、それはもう十分であって、
その先は、相手の選択なんですよね。

(とはいえ、もどかしい…💦ですよね)

では、このやり場のない想い(願い)は、

どうしたらいいのでしょうか。

心の境界線を守るという選択

何度も同じことを伝えているのに、変わらない。

そんなとき、次にできることは

「自分の心の境界線(バウンダリー)を守る」ことかもしれません。

心の境界線(バウンダリー)とは:
「ここまでがわたし」「ここから先はあなた」と、
自分と他人の心の領域を分ける見えない線のこと。
引いたり消したり自由にコントロールできると、心が疲れにくくなる。

※心の境界線(バウンダリー)について詳しくは前回のブログをご覧ください

たとえば、

  • もう一度伝えるのではなく、相手と距離を取る
  • 意識的に、相手の反応に期待しすぎないようにする
  • 「これ以上は無理!」と自分の限界を認めてみる

これは、相手を見捨てることではありません。
自分を守るための、自分にやさしい選択です。

それでも伝えたい!そんなときにできること

それでも「やっぱり伝えたい」と思うこともありますよね。

関係性を大切にしたいからこそ、諦めたくない気持ち、

それもまたあなたのステキな選択だと思います。

そんなときは、

■タイミングを変えてみる

 →相手が落ち着いているときや、話に集中できそうなときに話してみる

■伝え方(言葉)を工夫する

 →責める口調ではなく、お願いとして伝えてみる

 →Iメッセージ、アクショントークを意識して伝えてみる

■第三者の力を借りる

 →カウンセラーやあなたが信頼できる人に相談する

伝えることは、関係性を育てる試みでもあります。

でも、伝え続けることがあなたの苦しみになってきたなら、

時には自分自身を守る選択をすることも、大切だと思いますよ。

あなたの“伝えたい”は、大切な願い

「何度言っても伝わらない」と感じるとき、
その裏には「わかってほしい」「大切にしてほしい」という願いがあります。

その願いは、決してあなたのわがままではありません。

“私は傷つけられたままではいたくない”という、心のSOSであり、
同時に、自分を大切にしようとしている証です。

伝えるのか、やめるのか、時間を置いてまた伝えるのか、

「自分自身を守る」選択はその時々で違うかもしれません。

だからこそ、常に心の声に耳を傾け、

伝えることに疲れたときは「もう十分がんばったよ」と、

自分自身の努力を認め、労ってあげてくださいね✨

---進藤いちか🍀のカウンセリング---

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