我慢した感情はどこへ?~感情を、ぐっとこらえたことのあるあなたへ~

こんにちは。

【幸せ発見センサーを取り戻す!

「しなやか自分軸」カウンセリング】

カウンセラーの進藤いちか🍀です。

今回も、前回同様に「感情」にフォーカスして書いています😊

※前回のブログ:「本当に辛いかどうか」って、誰が決めるの?

あなたはこのように感じたことはありませんか?

「もう終わったことだとわかっているのに、なんだかモヤモヤする」
「怒るほどじゃないんだけど、なんかずっと引っかかってる…」

それはしっかりと感じきれなかった感情、

“未完了の感情”が心の中に残っている状態なのかもしれません。

感情をしまいこんだとき

たとえば――

✅本当は悲しかったのに、泣けなかった

✅本当は怒りたかったのに、「大丈夫だよ」と笑ってしまった

✅本当は寂しかったのに、「平気」と言ってしまった

このように、感じることを途中でやめてしまった感情は、
未完了のまま心の中にしまわれて、ずっと残り続けます。

そして、残してきた感情は、あとになって別の形で出てくることがあります。

例えば、

誰かに少し注意されただけなのに、普段よりなぜかイライラを強く感じたり
何気ない言葉に、急に涙が出そうになったり、
自分でも理由がわからないまま、落ち込んでしまったり。

それは、未完了の感情が、今の出来事に重なって反応しているからかもしれません。

ずっと前に残してきた悲しみや怒りや寂しさが、「気づいて」と静かに顔を出しているのです。

しまい込んだ感情はどうしたらいいの?

とはいえ、感情を隠すことが、悪いことなのではありません。
むしろ、自分を守るための大切な力でもあるのです。

「泣いたら迷惑かも」
「怒ったら嫌われるかも」
「弱いと思われたくない」

こんな風に思って、感情をそっとしまう瞬間は、誰にでもありますよね。

しかし、しまった感情は“消える”わけではなく、

心の中にずっと残り続けることで、あなたの苦しさの原因になることもあるのです。

そしてその苦しさを減らすためには、感情を完了させることが大切です。

今できることは?

感情を完了させるために今、できることを2つ書いてみました。

1.気付く

まずは未完了の感情に気付くことです。

なるべく具体的場面を思い出してみてください。

→例:「会社で怒られた時、泣きそうな気持をぐっとこらえた」

2.受け入れる(認める)

その未完了な感情を認め、さらに「感じてもいいんだよ」と許可を出してあげます。

→例:「怒られて悲しかったよね(認める)」

「悲しい時は悲しんでもいいんだよ(許可を出す)」

ここまででも少し、気持ちが楽になる方はいらっしゃるのではないでしょうか。

大事なのは「なんか苦しいな」「なんか悲しいかも」という

自分の感情を無視せず、そっと目を向けてみることです。
これが、感情を整理するための第一歩になります。

※実はこの先もあるのですが、一人だとなかなか難しいので

 カウンセリングで行うことを推奨します😊

最後に・・・

感情は、感じきる(完了させる)ことで、静かに終わっていきます。

もし今、残してきた未完了の感情があると感じるなら、
まずはそれに気づいてあげるだけでも、心は少しずつ軽くなっていきます。

あなたの感情はすべてに意味があり、

必要なタイミングだから出てきているのです。

本当の感情を誰にも言えなかったとしても、
まずはあなたが、自分自身の気持ちに目を向けてみませんか?🍀

---進藤いちか🍀のカウンセリング---

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