こんにちは。
【幸せ発見センサーを取り戻す!
「しなやか自分軸」カウンセリング】
カウンセラーの進藤いちか🍀です。

今回は知っているだけでちょっと心が楽になるお話。
心が成長している証である「心の筋肉痛」についてお話させていただきます。
せっかく変わろうとしたのに…
あなたは自分を大切にしたい・変わりたいという思いで、
自分の本音を伝えてみたり、
勇気を出して誰かに頼ってみたり、
いつもと違う行動をしてみたことはありますか?

それは、とても勇気のいることだったと思います。
ご自身で変化を起こそうとしたこと、本当に素晴らしいです。
まずは行動を起こした自分自身をしっかり褒めてあげてくださいね✨
しかし、そんなふうに「変わろう」として行動したあと、
なんだか心が重たくなったり、モヤモヤが出てきたり、
「やっぱり無理かも…」とネガティブな気持ちになったことは、ありませんか?
せっかく勇気を出したのに、ネガティブな気持ちになると、
自分の中で「変わらなきゃよかった」
「ほら、やっぱりこのままの方がいいんだよ」なんて声が聞こえたりして…。
無力感があったり、とても残念な気持ちになりますよね。

実はそのような気持ちになるのは、とても正常な反応なのです。
あなたはもしかしたら「心の筋肉痛」を経験したのかもしれません。
心の筋肉痛とは?
心の筋肉痛は、
今まで使ってこなかった“心の力”を動かしたあとに出てくる反応です。
たとえば──
・本音を言ったあとに罪悪感が出てきた
・自分のために選んだのに不安になった
・少し頼ってみたら落ち着かなくなった
実はそれ、失敗ではありません。
むしろ、今まで動かしていなかった心の部分をしっかりと動かせた証なんです。

”心の筋肉痛”はなぜ起こる?
人の心には、「意識している部分」と「無意識の部分」があります。
この無意識の部分を、心理学では「潜在意識」と呼びます。
(私のブログではもう何度か登場しているおなじみの存在ですね)
わたしたちが普段考えていることのもっと奥には、
過去の経験や思い込みがぎゅっと詰まった“心の深層”(=潜在意識)があります。
潜在意識の働きの一つには、現状維持しようとする力があります。
つまり、潜在意識は今までのままでいることが「安全」、
変化することは「危険」認識しているのです。
例えそれが「なりたい自分になるための良い変化」だったとしても、
潜在意識は「変わりたくないよ!危ないよ!」と、今までの自分に戻ろうとします。

そのときに出てくるのが、心の筋肉痛。
つまり、心の筋肉痛は変化したときに起こる反動なのです。
筋肉痛は“成長の証”!でも辛い時は…
筋トレをしたあとに筋肉痛がくるように、
心も、今まで使ってこなかった部分を動かしたときに、
痛みや違和感が出るのは自然なこと。
筋肉痛があるからこそ、「ちゃんと効いてる」「成長してる」とわかるように、
心の筋肉痛も「自分がしっかり変化を起こすことができた」というサインです。
成長の証だと分かると、少し安心しませんか。
それでも筋肉痛があなたにとって耐えられないほどのことだとしたらと思うと、
やはりまた挑戦するのに躊躇してしまいますよね。
そんな時は、
「スモールステップ」ですこーしずつ変化していくことを意識してみてください。

急に負荷の大きい筋トレをすれば、その分筋肉痛も出やすいですが、
負荷の小さい筋トレであれば、筋肉痛は少しで済みます。
このように、心の筋肉痛を減らすためには、少しずつスモールステップで
着実に変化していくことも方法の一つなのです。
まとめ
「やっぱりできなかった」と思ったときこそ、
「それだけ、ちゃんと変化を起こせたんだな」と思ってみてください。
筋肉痛は、しばらくしたら治ります。
心の筋肉痛も同じです。
一度変化をして筋肉痛が来たら、しばらく心を休ませてみてください。
しばらくすると心の痛みもなくなります。
痛みがなくなったら元に戻るのではありません。
確実に前より成長したあなたになっていますよ。

---進藤いちか🍀のカウンセリング---
「私を生きる相談室」はあなたが“なんでも安心して話せる場所”です。
もし、変化への一歩が踏みだせなかったり、
正しい方法がわからないという場合は、カウンセリングも検討してみませんか?