【アダルトチルドレン】「○○しちゃダメ!」禁止令を解く3つのステップ

こんにちは。

【幸せ発見センサーを取り戻す!

「しなやか自分軸」カウンセリング】

カウンセラーの進藤いちか🍀です。

「頼っちゃダメ」

「感情を出しちゃダメ」

「甘えちゃダメ」


カウンセリングではこのように、

“なんとなく自分を止めるクセ”があるというお悩みを多くいただきます。

もしかするとそれが心の中に刻まれた「禁止令」の影響かもしれません。

今回は「知らないうちに自分を縛ってしまう心の声」に気づき、

やさしくほどいていくためのステップを書いてみました。

参考になる部分があれば幸いです。

STEP 1:取捨選択

「そのルール、今の自分にもあった方がいいかな?」と問いかけてみる

禁止令というのは、

昔の自分が“その場の安心”を守るために、

必死に編み出したルールです。

たとえば──

泣いたら怒られた。

甘えるとがっかりされた。

感情を出すと空気がピリついた。

そんな経験が積み重なると、

「泣かないほうがいい」とか

「自分の気持ちは出さないほうが安全」

という風に学習していきます。

力のなかった子どもの頃、自分の居場所を作るため、

そして大人に守られるためにはとても役に立っていたそのルール。

しかし、大人になった今も同じルールを適用していると、

選択肢や行動を狭めてしまったり、自分らしさを押し込めてしまうことがあるのです。

全部捨ててください、というわけではありません。

手放したいけどずっと存在していたルールや、

改めて考えたらない方がいいな、と思えるルールは、

全部でも一部でも、手放していきませんか?

そのために「そのルール、今の自分にも当てはまる?必要かな?」と、

そっと問いかけてみてください。
それが気づきの一歩になります。

STEP 2:過去と現在を分けて考える

当時の自分は「何を守りたかったんだろう」と問いかけてみてください。
そして、「今もそれを守りたいかな」と聞いてみましょう。

禁止令の多くは、

親との関係家族の空気(雰囲気)周囲からの反応など、
“過去の誰かとの関係性”から育っています。

「泣いたら迷惑そうにされた」
「いい子でいると褒められた」
「自分が気をつかわないと場が保てなかった」

そんな背景から、「○○してはいけない」が、無意識のうちに刷り込まれて行きます。

でも大人になった今の自分は

“あの頃の役割”をもう引き受ける必要はないのです。
誰かの気持ちを優先しすぎなくても価値がある存在なのです。

「このルールって、何のためのものだった?」と問いかけることで、
過去から引き継いできた考えと、

今の自分を少し分けて考えることができるようになりますよ。

STEP 3:自分に許可を出してみる

禁止していたことで、手放したいなと思うものがあったら

「やってみてもいいんだよ」と、自分に言ってみましょう。

カウンセリングでは「気付く」ことを大切にしていますが、

禁止令は“気づくだけ”ではなかなか弱まってくれません。

少しずついつもと違う選択をしてみて、

「この選択をしてよかった」という体験をしっかりと感じて積み重ねていくことで、
ルールを徐々に手放せるようになっていきます。

たとえば──
「疲れた」と言ってみる
少しだけ誰かに頼ってみる
感情を言葉にしてみる

そしてそのあと、
「あれ、怒られなかったな」「むしろ安心された」「わかってもらえた」
そんな経験があったときに、その感情をしっかりと感じるようにすると、

自分の中のルールが少しずつ書き換えられていきます。

禁止令は、行動の選択肢を増やすことではじめて緩んでいくのです。

まとめ:そのルールは頑張って生きてきた証

禁止令は、自分自身が「この方法なら生き延びられる」と信じてきた

大事な大事な戦略だったと思います。

それを否定する必要はありませんし、

絶対に全部手放さないといけないものでもありません。

むしろ、幼少期にルールを作って実施に自分を守ってきた、

幼いころの自分を褒め、

そしてルールを今まで守ってきた今の自分を労わってあげてください。

その上で、今の自分には、もう少しやわらかい感じでもいいかな。
禁止してもしなくてもどちらも選んでいいかな。

頼ってもいいし、泣いてもいいし、本音を言ってもいいし…と、

そんなふうに、自分自身に“やさしい許可”を出していくことが、
心のルールをゆるめ、自分らしさを取り戻す最初の一歩になりますよ。

---進藤いちか🍀のカウンセリング---

「私を生きる相談室」はあなたが“なんでも安心して話せる場所”です。
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